ゼロからやり直し英文法

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ゼロからやり直し英文法 |Lesson 6 自動詞と他動詞 | Unit 3  他動詞と目的語 | 副詞

英語の動詞には自動詞と他動詞があります。違いは以下の通りです。

(2つの違いについての詳細は、Lesson 6 Unit 1 を参考にしてください。)

 

自動詞:直後に目的語を伴わない動詞

 

他動詞:直後に目的語を伴う動詞

 

 

今回は他動詞についてお伝えします。

他動詞

他動詞の直後には目的語が続きます。

 

日本語にすると「~を」「~に」「~が」のような助詞まで入っていると考えることができます。

 

 

他動詞には以下のような場合があります。それぞれ 「前置詞+名詞」や「副詞」を伴う場合もあります。

 

1.目的語が一つ

 

 

2.  目的語が二つ

 

 

3.  目的語の後に補語が続く

補語:主語や目的語の説明をする役割があります

 

 

 

 

問題1.

以下の文が、上の3つのうちのどれに当てはまるか考えましょう。

 

 1.  Mary runs a restaurant in New York.

Mary はニューヨークでレストラン経営しています。

 

 

 2.  Mary named her daughter Lucy.

Mary は娘Lucyと名づけました。

 

 

 3.  My son cooked me dinner.

息子が私夕食作ってくれました。

 

 

 4.  He gave this book to me.

彼はこの本私にくれました。

 

 

 5.  Tom showed me his son's picture.

Tom は私息子さんの写真見せてくれました。

 

 

 6.  Please call me Mary.

私のことMaryと呼んでください。

 

 

 7.  My mother bought me this bag.

母が私この鞄買ってくれました。

 

 

 8.  He always keeps his room clean.

彼はいつも自分の部屋きれいにしています。

 

 

 9.  She met Taro at the station yesterday.

彼女は昨日駅で太郎会いました。

 

 

10.  Please leave me alone.

どうか私ひとりにしてください。

 

 

 

 

解答と解説

 1.  Mary runs a restaurant in New York.

Mary はニューヨークでレストランを経営しています

 

 1.目的語が一つ。その後「前置詞+名詞」が続いています。

run (~を経営する) という動作の対象が a restaurant

 

 

 

 2.  Mary named her daughter Lucy.

Mary はLucyと名づけました

 

3.  目的語の後に補語が続く

name (~を…と名づける) という動作の対象が her daughter

補語の Lucy は目的語の her daughter の説明をしています。

 

 

 

 3.  My son cooked me dinner.

息子が私に夕食を作ってくれました

 

 2. 目的語が二つ

cook (~に…を料理する) という動作の対象が medinner

注)cook は、My son cooked dinner. のように目的語が一つの場合もあります。

 

 

 

 4.  He gave this book to me.

彼はこの本私にくれました

 

 1.目的語が一つ。その後「前置詞+名詞」が続いています。 

give (~を与える)という動作の対象が this book

注)give は、He gave me this book. のように目的語が二つ (methis book) の場合もあります。

 

 

 

 5.  Tom showed me his son's picture.

Tom は息子さんの写真見せてくれました

 

 2. 目的語が二つ

show (~に…を見せる)という動作の対象が mehis son's picture

注)show は、Tom showed his son's picture to me. のように目的語が一つの場合もあります。

 

 

 

 6.  Please call me Mary.

私のことMaryと呼んでください

 

3.  目的語の後に補語が続く

call (~を…と呼ぶ) という動作の対象が me

補語の Mary は目的語の me の説明をしています。

 

 

 

 7.  My mother bought me this bag.

月を見てください。

 

 2. 目的語が二つ

buy (~に…を買う) という動作の対象が methis bag

注) buy は、My mother bought this bag for me. のように目的語が一つの場合もあります。

 

 

 

 8.  He always keeps his room clean.

彼はいつも自分の部屋きれいにしています

 

3.  目的語の後に補語が続く

keep (~を…に保つ) という動作の対象が his room

補語の clean(きれいな) は目的語の his room の説明をしています。

 

 

 

 9.  She met Taro at the station yesterday.

彼女は昨日駅で太郎に会いました

 

1.目的語が一つ。その後「前置詞+名詞」と副詞が続いています。

meet (~に会う) という動作の対象が Taro

 

 

 

10.  Please leave me alone.

どうかひとりにしてください

 

3.  目的語の後に補語が続く

leave (~を…のままにする) という動作の対象が me

補語の alone(ひとりの) は目的語の me の説明をしています。

 

 

応用編

目的語の「人」→「物」の順番(第4文型と呼ばれています)を変えて、「物」→「前置詞」+「人」(第3文型と呼ばれています)にすると、若干ニュアンスが変わります。それについては、こちら↓を参考にしてください。

https://www.keiko.work/entry/2019/03/22/070000

www.keiko.work

 

 

 

 

問題2.

英訳しましょう。

 

 1.  Mary はニューヨークでレストランを経営しています。

 

 

 3. 息子が私に夕食を作ってくれました。

 

 

 6.  私のことをMaryと呼んでください。

 

 

 8.  彼はいつも自分の部屋をきれいにしています。

 

 

10.  どうか私をひとりにしてください。

 

 

 

まずは自動詞と他動詞を意識することが大切です。

(慣れてきたら、特に考えなくても正しく使いこなせるようになるはずです。)

 

迷ったら辞書で確認しましょう。

 

前の記事はこちら↓

keikoringbasic.hatenablog.jp

 

次の記事はこちら↓

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こちら↓も参考にしてください。

www.keiko.work

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