ゼロからやり直し英文法

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ゼロからやり直し英文法 |Lesson 7 助動詞 |Unit 6 can / could / be able to (過去)

今回はcan / could / be abe to を使って、過去の能力などを表す方法についてお伝えします。

 

can を使った過去の出来事

(1) 能力や可能(過去に~できた)

 1.  Tom could play the piano when he was a child.

トムは子供の頃ピアノを弾くことができました

 

 2.  Mary could not swim fast when she was a child.

メアリーは子供の頃、速く泳ぐことができませんでした

 

 3 .  I was able to pass the test.

私はそのテストに合格することができました

 

 4.  I could not pass the test.

      I was not able to pass the test.

私はそのテストに合格することができませんでした

 

 

 こことても大事!

「特定のことが一度できた」という時には could を使うことはできません

(一度できなかったというときには使えます。)

 

could は過去の一定期間身に備わっていた能力を表すため、ピアノが弾けた、速く走ることができた、などの文には使えますが、3.の文のように一度だけできたときには、使えません。その際は、ほぼ同じ意味の be able to などを用います。

 

なお、could には「可能性がある」という意味もあります。

I could pass the test. という文は「テストに合格する可能性がある」と解釈される可能性があります。

 

 どんな時も

can (現在できる) → could (過去にできた)

とは限りません!!

  

 

応用編

(2) 強い疑問と否定

5. She cannot have called you.

   ✖ She could not call you.

彼女があなたに電話したはずがありません

強い否定の気持ちを表しています)

 

 

注) She could not call you. は「彼女はあなたに電話できなかった。」という意味で、「能力や可能」を表します。

 

過去の出来事に対する強い否定や疑問の気持ち表すとき:

can(not)+have+過去分詞

または

could (not)+have+過去分詞

could(not) ~は can(not)~よりも確信度が低くなります

 

詳しくはこちら↓を参考にしてください。

www.keiko.work

 

ここ大事!

表す意味によって、過去を表す際の形が変わります。

 

過去の一定期間身に備わっていた能力を表す時:

could (not)+動詞の原形

 

過去の出来事に対する強い否定や疑問の気持ちを表す時:

can/could (not)+have+過去分詞

 

 

 (3)  時制の一致

主節(6.の文では  I think) の動詞が過去形になると、従属節(6.の文では that she can speak Chinese) の動詞の時制もずれます。

(このようなSVが2つある文については、後日説明します)

 6.  I think that she can speak Chinese.

→  I thought that she could speak Chinese.

 

 

問題

次の文を英語で表しましょう。

 

 1.  トムは子供の頃ピアノを弾くことができました

     (~ when he was a child.)

 

 2.  メアリーは子供の頃、速く泳ぐことができませんでした。

     ( ~ when she was a child.)

 

 3 . 私はそのテストに合格することができました

 

 4. 私はそのテストに合格することができませんでした。

 

 5. 彼女があなたに電話したはずがありません

 

 

助動詞は意味によって過去を表す形が変わるので、注意が必要です。

 

前の記事はこちら↓

keikoringbasic.hatenablog.jp

 

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こちら↓も参考にしてください。

www.keiko.work

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