形容詞は、人や物の性格、性質、様子、状態などを表します。
形容詞には限定用法と叙述用法の2つの使い方があります。
今回は叙述用法について説明します。
叙述用法:述語動詞の後に置かれ主語の説明をしたり、目的語の後に置かれ目的語の説明をする
1. Mary is tall.
メアリーは背が高いです。
(形容詞の tallは主語のMaryの説明をしている)
2. The boy kept silent.
その少年は黙っていました。
(形容詞の silentは主語の the boy の説明をしている)
3. Was your mother angry?
あなたのお母さんは怒っていましたか?
(形容詞の angry は主語の your mother の説明をしている)
4. Tom looked happy.
トムは幸せそうでした。
(形容詞の happy は主語の Tom の説明をしている)
比較
Tom is happy. は「~です」と断定しています。
Tom looks happy. は「~のように見える/思える」という意味で、実際にどうかは分かりません。
5. This fruit smells strange.
この果物は変なにおいがします。
(形容詞の strange は主語の this fruit の説明をしている)
6. He became famous overnight.
彼は一夜にして有名になりました。
(形容詞の famous は主語の he の説明をしている)
7. Will the leaves turn red in a few weeks?
木の葉は2~3週間で紅葉する(赤くなる)でしょうか?
(形容詞の red は主語の the leaves の説明をしている)
8. The soup got cold.
スープが冷めました。
(形容詞の cold は主語の the soup の説明をしている)
9. Please leave the door open.
ドアを開けたままにしておいてください。
(形容詞の openは目的語の the doorの説明をしている)
10. They painted the wall white.
彼らは壁を白色に塗りました。
(形容詞の white は目的語の the wall の説明をしている)
限定用法との比較:
限定用法で,形容詞がいくつか続くときは形容詞をつづけることができますが,叙述用法では接続詞が必要です。
例)
限定用法 I have a cute small table.
叙述用法 My table is cute and small.
問題
英語で言ってみましょう。
1. メアリーは背が高いです。
2. その少年は黙っていました。
3. あなたのお母さんは怒っていましたか?
4. トムは幸せそうでした。
5. この果物は変なにおいがします。
6. 彼は一夜にして有名になりました。
7. 木の葉は2~3週間で紅葉する(赤くなる)でしょうか?
8. スープが冷めました。
9. ドアを開けたままにしておいてください。
10. 彼らは壁を白色に塗りました。
形容詞は名詞の前後から名詞を修飾する限定用法と、今回説明した主語や目的語の説明をする叙述用法があります。
それぞれの使い方を理解しておきましょう。
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