接続詞には「等位接続詞」と「従位接続詞」の2種類があります。
今回は「結果、程度、目的」を表す従位接続詞についてお伝えします。
まず従位接続詞について簡単に説明します。
従位接続詞は「主節」と「従属節」を結びます。
「節」とは、S+Vを含む2語以上の固まりです。
ここ大事!
主節と従属節は対等な関係ではありません。
主節はそれだけで意味を成しますが、従属節だけでは意味を成しません。
例)子供の頃は(従属節)、毎日外で遊んでいました(主節)。
従属節には役割によって名詞節、形容詞節、副詞節があります。
今回は結果、程度、目的を表す従位接続詞 についてお伝えします。
(1) so ~ that…「とても~なので…」
1. He was so smart that he understood everything.
彼はとても賢いので、全てを理解しました。
2. She ran so fast that she got out of breath.
彼女はとても速く走ったので、息が切れました。
*out of breath: 息が切れて
ここ大事
so の後には1. の smart のような形容詞や、2. の fast のような副詞が使われます。
(2) such ~ that…「とても~なので…」
3. He is such a cheerful person that he makes me happy.
彼はとても明るい人なので、私を幸せな気持ちにさせてくれます。
ここ大事
such の後には「(冠詞)+形容詞+名詞」が続きます。
比較
so を使って、次のように言い換えることもできますが、口語では such を使うのが自然です。
語順に注意!
このとき、冠詞の位置が通常と違うことに注意しましょう。
通常は 「冠詞+形容詞+名詞」の語順ですが、so の直後に形容詞が続き、冠詞+名詞がその後にくるため、「so +形容詞+冠詞+名詞」の語順になります。
3'. He is so cheerful a person that he makes me happy.
(3) so that…「…するために」
4. Let's leave eary so that we will not miss the train.
その電車に乗り遅れないように、早く出発しましょう。
ここ大事
that 節内には、can / could / will / would を用います。
問題
英語で言いましょう。
1. 彼はとても賢いので、全てを理解しました。
2. 彼女はとても速く走ったので、息が切れました。
3. 彼はとても明るい人なので、私を幸せな気持ちにさせてくれます。
4. その電車に乗り遅れないように、早く出発しましょう。
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