ゼロからやり直し英文法

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ゼロからやり直し英文法 |Lesson 18 時制(4) Unit 8 過去完了形  完了・結果

今回は過去完了形 (had+過去分詞) についてお伝えします。

 

過去完了形の説明の前に、現在形過去形未来形現在進行形、過去進行形未来進行形、現在完了形、現在完了進行形について簡単に確認しておきましょう。

 

なお、時制を考えるときには、その動詞が状態動詞動作動詞かに注目しましょう。

 

状態動詞と動作動詞については、こちら↓を参考にしてください。

keikoringbasic.hatenablog.jp

 

 

現在形

状態動詞:

現在を中心にした持続的な状態や性質

 

動作動詞:

現在を中心にした習慣や反復的動作

など

 

 

過去形

状態動詞:

過去のある一定期間の状態

 

動作動詞:

1.過去に~したという一度だけの動作や出来事

 

2.過去の習慣や反復的動作

 

 

未来形

状態動詞:

未来のある一定期間の状態

 

動作動詞:

未来に起こる動作や出来事

 

 

現在進行形

主に動作動詞

今まさに行われている動作

など

 

 

過去進行形:

主に動作動詞

過去のある時点に行われていた動作

など

 


未来進行形

主に動作動詞

未来のある時点に進行中であるはずの動作

など

 

現在完了形 

過去の出来事や事柄などが現在に何らかの影響を与えている動作や状態

 

次の3つの用法に分けられます。

★状態動詞か動作動詞かにも注目しましょう。

 

1.継続 「今までずっと~だ」

  主に状態動詞

  一部の動作動詞

 

2.経験 「今までに~したことがある」

  主に動作動詞

  一部の状態動詞

 

3.完了・結果「今~したところだ」

  動作動詞

 

 

現在完了進行形 

動作動詞

過去に始めた動作の継続

今後もその動作が続くことを暗示

 

 

 

ここ大事!

過去完了形」は「現在完了形」の「現在」と「過去」の関係をスライドさせて、「過去」と「さらに過去」の関係を表していると考えることができます。

 

なお、現在まで影響があれば「現在完了形」を使うため、「過去完了形」は現在との繋がりがない(現在は違う)ことを表します。

 

 

 

今回は、「過去完了形完了・結果」についてお伝えします。

ここ大事!

「過去のある時点までに~していた」という意味で、過去のある時点で動作などが完了したことと、そのことがその後に影響を及ぼしていたことを表します。

 

過去形との比較

過去完了形: 

過去のある時点で行われた動作などがその後に何らかの影響を及ぼしてた

 

過去形: 

過去の事実を伝えるだけで、その後の影響との関連性はない。

 

 

1. 動作動詞

 

1. We had just started the meeting when he arrived.

 彼が到着したとき、私たちはちょうど会議を始めたところだった。

 (間に合ってよかった、など、その後に繋がるニュアンス)

 

 

 

2.  Had your mother left when you got home?

 あなたが帰宅したとき、お母さんは出発していましたか。

 (その後に繋がるニュアンス。していたら…、まだたったら…などの文が続く可能性あり。)

 

 

3.  The last train had not left yet when we arrvied at the station.

 私たちが駅に到着したとき、最終列車はまだ出ていませんでした。

 (間に合ってよかった、などのニュアンス)

 

 

「完了・結果」と一緒に使われる語句:

just ちょうど

 

already (主に肯定文で)もう、すでに

 

yet (疑問文で) もう、(否定文で) まだ

 

 

 

問題

英語でいいましょう。

1.  彼が到着したとき、私たちはちょうど会議を始めたところだった。

 

2.   あなたが帰宅したとき、お母さんは出発していましたか。

 

3.   私たちが駅に到着したとき、最終列車はまだ出ていませんでした。

 

 

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