単語の意味や役割によって10のグループに分けられますが、文法上そのグループを品詞と呼びます。
今回は10の品詞の一つの副詞についてお伝えします。
副詞は、動詞、形容詞、他の副詞、文全体など色々な語句を修飾します。
副詞は通常単独で用いられ、前後に前置詞や形容詞などを伴うことはありません。
修飾語なので、副詞がなくても文が成り立つのも特徴のひとつです。
副詞はさまざまな内容を表しますが、今回は文全体を修飾する副詞についてお伝えします。
原則的に副詞は文尾に置かれますが、文全体を修飾する副詞は文頭や文中に置かれることもあります。
1. Fortunately, our team went on to the final tournament.
幸いにも私たちのチームは決勝トーナメントに進みました。
副詞の fortunately(幸いにも) が、文全体を修飾しています。
2. It will probably snow tomorrow.
おそらく明日は雪が降るでしょう。
副詞の probably(おそらく) が、文全体を修飾しています。
3. Happily, he was not inured.
幸いにも彼は怪我をしませんでした。
副詞の happily(幸いにも) が、文全体を修飾しています。
4. Surprisingly, she moved to New York.
驚いたことに、彼女はニューヨークへ引っ越しました。
副詞の surprisingly(驚いたことに) が、文全体を修飾しています。
5. Maybe I should call him.
もしかすると私は彼に電話する方がいいかもね。
副詞の maybe(もしかすると) が、文全体を修飾しています。
6. Clearly, something is wrong.
明らかに何かがおかしい。
副詞の clearly(明らかに) が、文全体を修飾しています。
7. She is surely beautiful.
彼女は確かに綺麗です。
副詞のsurely(確かに) が、文全体を修飾しています。
問題
英語で言ってみましょう。
1. 幸いにも私たちのチームは決勝トーナメントに進みました。
2. おそらく明日は雪が降るでしょう。
3. 幸いにも彼は怪我をしませんでした。
4. 驚いたことに、彼女はニューヨークへ引っ越しました。
5. もしかすると私は彼に電話する方がいいかもね。
6. 明らかに何かがおかしい。
7. 彼女は確かに綺麗です。
このような文全体を修飾する副詞を使いこなせると、文全体の意味が分かりやすくなりますね。
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