単語の意味や役割によって10のグループに分けられますが、文法上そのグループを品詞と呼びます。
今回は10の品詞の一つの副詞についてお伝えします。
副詞は、動詞、形容詞、他の副詞、文全体など色々な語句を修飾します。
副詞は通常単独で用いられ、前後に前置詞や形容詞などを伴うことはありません。
修飾語なので、副詞がなくても文が成り立つのも特徴のひとつです。
原則的に副詞は文尾に置かれますが、強調するときや対比するときには文頭に置かれることもあります。
副詞はさまざまな内容を表しますが、今回は頻度を表す副詞についてお伝えします。
明確な頻度を表す副詞
通常文尾に置かれますが、強調や比較のため文頭に置かれることもあります。
1. I take a bath after dinner every day.
私は毎日夕食後にお風呂に入ります。
2. I update my blog weekly / every week.
私は毎週ブログを更新します。
weeklyには形容詞の用法もあり、a weekly magazine (週刊誌) のように名詞を修飾することもあります。
3. We hold a party annually / every year / once a year.
私たちは一年に一度パーティーを開きます。
漠然とした頻度を表す副詞
ある人にとって「いつも」は1年のうち365日でも、別の人にとっては350日かもしれません。
また、ある人にとって「たいてい」とは1月のうち30日かもしれませんが、20日だという人もいるでしょう。
このように、人によってとらえ方が違う頻度を表す副詞(ただしneverはみんなゼロ回なので、例外)は通常以下の位置に置かれます。
一般動詞の前
または
be動詞、助動詞の後
このような不明確な頻度を表す副詞は以下の通りです。
always(いつも)
usually(たいてい)
often / frequently(よく、しばしば)
sometimes(ときどき)
seldom / rarely(めったに~ない)
never(一度も~ない) など
4. I always study English after dinner.
私はいつも夕食の後に英語を勉強します。
5. Tom sometimes calls his mother.
トムはときどきお母さんに電話します。
注)sometimes は副詞なのでcalls の 3単現のs が取れてが原形になり、call になることはありません。
動詞が原形になるのは、文の中に do / does / can / may / will などの助動詞が使われているときです。副詞と助動詞を混同しないようにしましょう。
問題
英語で言ってみましょう。
1. 私は毎日夕食後にお風呂に入ります。
2. 私は毎週ブログを更新します。
3. 私たちは一年に一度パーティーを開きます。
4. 私はいつも夕食の後に英語を勉強します。
5. トムはときどきお母さんに電話します。
頻度を表す副詞にも2種類あり文中での位置が違うので、注意が必要です。
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