ゼロからやり直し英文法

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ゼロからやり直し英文法 |Lesson 18 時制(4) Unit 9 過去完了進行形  

今回は過去完了進行形 (had+been+doing) についてお伝えします。

 

過去完了進行形の説明の前に、現在形過去形未来形現在進行形、過去進行形未来進行形、現在完了形、現在完了進行形について簡単に確認しておきましょう。

 

なお、時制を考えるときには、その動詞が状態動詞動作動詞かに注目しましょう。

 

状態動詞と動作動詞については、こちら↓を参考にしてください。

keikoringbasic.hatenablog.jp

 

 

現在形

状態動詞:

現在を中心にした持続的な状態や性質

 

動作動詞:

現在を中心にした習慣や反復的動作

など

 

 

過去形

状態動詞:

過去のある一定期間の状態

 

動作動詞:

1.過去に~したという一度だけの動作や出来事

 

2.過去の習慣や反復的動作

 

 

未来形

状態動詞:

未来のある一定期間の状態

 

動作動詞:

未来に起こる動作や出来事

 

 

現在進行形

主に動作動詞

今まさに行われている動作

など

 

 

過去進行形:

主に動作動詞

過去のある時点に行われていた動作

など

 


未来進行形

主に動作動詞

未来のある時点に進行中であるはずの動作

など

 

現在完了形 

過去の出来事や事柄などが現在に何らかの影響を与えている動作や状態

 

次の3つの用法に分けられます。

★状態動詞か動作動詞かにも注目しましょう。

 

1.継続 「今までずっと~だ」

  主に状態動詞

  一部の動作動詞

 

2.経験 「今までに~したことがある」

  主に動作動詞

  一部の状態動詞

 

3.完了・結果「今~したところだ」

  動作動詞

 

 

現在完了進行形 

動作動詞

過去に始めた動作の継続

今後もその動作が続くことを暗示

 

 

 

今回は過去完了進行形についてお伝えします。

 

過去完了進行形

S + had+been+doing ….〉

 

ここ大事!①

過去完了(進行)形」は「現在完了(進行)形」の「現在」と「過去」の関係をスライドさせて、「過去」と「さらに過去」の関係を表していると考えることができます。

 

なお、現在まで影響があれば「現在完了(進行)形」を使うため、「過去完了(進行)形」は現在との繋がりがない(現在は違う)ことを表します。

 

 

 

ここ大事!②

状態動詞の状態の「継続」は過去完了形を使いますが、動作動詞の動作の継続は通常過去完了進行形を使います。

 

ただし、動作動詞の中でも「一時的ではなく一定期間の動作を表す動詞」は過去完了形で表すことが可能です。

(例:study、learn、wait、stayなど)

 

 

1. 動作動詞

 

1. We had been playing tennis for three hours when he arrived.

 彼が到着したとき、私たちは1時間テニスをしていました。

 

2.  My mother had been talking with her sister on the phone for one hour when I got home.

 私が帰宅したとき、母は(母の)妹と1時間電話で話していました。

 

3.  He had been sleeping for 10 hours when I visited him.

 私が彼を訪ねて行った時、彼は10時間寝ていました。

 

 

 

「過去完了進行形」と一緒に使われる語句:

for(~の間) : 期間

前置詞なので後ろに名詞を伴います。

 

since (~以来): 起点

前置詞と接続詞の用法があります。

前置詞の後には名詞を、接続詞の後には〈S+V〉を伴います。

 

How long …? (どのくらい…?)

 

 

 

問題

英語でいいましょう。

1.  彼が到着したとき、私たちは1時間テニスをしていました。

 

2.   私が帰宅したとき、母は(母の)妹と1時間電話で話していました。

 

3.   私が彼を訪ねて行った時、彼は10時間寝ていました。

 

 

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