ゼロからやり直し英文法

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ゼロからやり直し英文法 |Lesson 18 時制(4) Unit 15 完了形の受動態

今回は完了形 の受動態 についてお伝えします。

 

能動態と受動態の違いについては、こちら↓をご覧ください。

keikoringbasic.hatenablog.jp

 

 

まずは、現在形過去形未来形現在進行形、過去進行形未来進行形、現在完了形、過去完了形、未来完了形とそれぞれの受動態の形について確認しておきましょう。

 

 

現在形

状態動詞:

現在を中心にした持続的な状態や性質

 

動作動詞:

現在を中心にした習慣や反復的動作

など

 

受動態:〈be動詞 (am / are/ is )+過去分詞〉

 

 

 

過去形

状態動詞:

過去のある一定期間の状態

 

動作動詞:

1.過去に~したという一度だけの動作や出来事

 

2.過去の習慣や反復的動作

 

受動態:〈be動詞 (was / were )+過去分詞〉

 

 

 

未来形

状態動詞:

未来のある一定期間の状態

 

動作動詞:

未来に起こる動作や出来事

 

受動態:〈will be+過去分詞〉〈be going to +過去分詞〉

 

 

 

現在進行形

主に動作動詞

今まさに行われている動作

など

 

受動態:〈be動詞 (am / are/ is )+being+過去分詞〉

 

 

 

過去進行形:

主に動作動詞

過去のある時点に行われていた動作

など

 

受動態:〈be動詞 (was / were )+being+過去分詞〉

 

 

 

未来進行形

主に動作動詞

未来のある時点に進行中であるはずの動作

など

 

受動態:〈will be being+過去分詞〉

 

注意:

未来進行形の受動態は、実際に用いられることは少ない

 

 

 

現在完了形 

過去の出来事や事柄などが現在に何らかの影響を与えている動作や状態

 

次の3つの用法に分けられます。

★状態動詞か動作動詞かにも注目しましょう。

 

1.継続 「今までずっと~だ」

  主に状態動詞

  一部の動作動詞

 

2.経験 「今までに~したことがある」

  主に動作動詞

  一部の状態動詞

 

3.完了・結果「今~したところだ」

  動作動詞

 

受動態:〈have 〔 has〕+ been + 過去分詞〉

 

 

 

過去完了形

現在完了形」の「現在」と「過去」の関係をスライドさせて、「過去」と「さらに過去」の関係を表している

 

受動態:〈had + been + 過去分詞〉

 

 

 

未来完了形

現在完了形」の「現在」と「過去」の関係をスライドさせて、「未来」と「それ以前」の関係を表している。

 

受動態:〈will have + been + 過去分詞〉

 

 

注意:

形としては、現在完了進行形過去完了進行形未来完了進行形受動態もありうるけれど、実際に使われることはほぼありません。

 

 

 

 

1. The wall  has just been painted.

 その壁はちょうど塗られたばかりです。

 

2.  Had your car been repaired when I called you?

 私があなたに電話したとき、車は修理されていましたか。

 

3.  The report will have been finished by tomorrow.

 レポ―トは明日までに仕上げられているでしょう。

 

 

 

問題

英語で言いましょう。

1.  その壁はちょうど塗られたばかりです。

 

2.   私があなたに電話したとき、車は修理されていましたか。

 

3.   レポ―トは明日までに仕上げられているでしょう。

 

 

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