ゼロからやり直し英文法

英語を基礎から勉強し直したい方のためのブログです!

ゼロからやり直し英文法 |Lesson 18 時制(4) Unit 14 未来完了形  完了・結果

今回は未来完了形 (will have+過去分詞) についてお伝えします。

 

未来完了形の説明の前に、現在形過去形未来形現在進行形、過去進行形未来進行形、現在完了形、現在完了進行形、過去完了(進行形)について簡単に確認しておきましょう。

 

なお、時制を考えるときには、その動詞が状態動詞動作動詞かに注目しましょう。

 

状態動詞と動作動詞については、こちら↓を参考にしてください。

keikoringbasic.hatenablog.jp

 

 

現在形

状態動詞:

現在を中心にした持続的な状態や性質

 

動作動詞:

現在を中心にした習慣や反復的動作

など

 

 

過去形

状態動詞:

過去のある一定期間の状態

 

動作動詞:

1.過去に~したという一度だけの動作や出来事

 

2.過去の習慣や反復的動作

 

 

未来形

状態動詞:

未来のある一定期間の状態

 

動作動詞:

未来に起こる動作や出来事

 

 

現在進行形

主に動作動詞

今まさに行われている動作

など

 

 

過去進行形:

主に動作動詞

過去のある時点に行われていた動作

など

 

 

未来進行形

主に動作動詞

未来のある時点に進行中であるはずの動作

など

 

 

現在完了形 

過去の出来事や事柄などが現在に何らかの影響を与えている動作や状態

 

次の3つの用法に分けられます。

★状態動詞か動作動詞かにも注目しましょう。

 

1.継続 「今までずっと~だ」

  主に状態動詞

  一部の動作動詞

 

2.経験 「今までに~したことがある」

  主に動作動詞

  一部の状態動詞

 

3.完了・結果「今~したところだ」

  動作動詞

 

 

現在完了進行形 

動作動詞

過去に始めた動作の継続

今後もその動作が続くことを暗示

 

 

過去完了(進行形)

現在完了形」の「現在」と「過去」の関係をスライドさせて、「過去」と「さらに過去」の関係を表している

 

 

未来完了形

現在完了形」の「現在」と「過去」の関係をスライドさせて、「未来」と「それ以前」の関係を表している。

 

 

今回は、未来完了の「完了・結果」についてお伝えします。

 

未来形との比較

未来完了形: 

発話時の予測を表す。

その動作などがその後の動作などに繋がるニュアンスもある。

 

未来形: 

予測や意思を伝える。

 

 

 

1. He will not have finished his report before December 20.

 彼は12月20日までにレポートを終えていないでしょう。

 (なるべく早く終えて欲しいなど、その後に繋がっていくニュアンス)

 

 

2.  Will you have left home by the time we arrive?

 あなたは、私達が着くまでに家を出ていますか。

 (今後に繋がるニュアンス。出ているなら…、まだなら…などの文が続く可能性あり。)

 

 

ここ大事

by the time we arrive:

時や条件を表す副詞節の中は、未来のことでも現在形で表します。

 

こちらも↓参考にしてください。

keikoringbasic.hatenablog.jp

 

 

3.  The meeting will have started by three.

 3時までに、会議が始まって(しまって)いるでしょう。

 (間に合わないだろう、などのニュアンス)

 

 

 

「完了・結果」と一緒に使われる語句:

before(+名詞 / +SV) ~までに

 

by(+名詞) ~までに

 

by the time(+SV) SがVするまでに

 

 

 

問題

英語で言いましょう。

1.  彼は12月20日までにレポートを終えていないでしょう。

 

2.   あなたは、私達が着くまでに家を出ていますか。

 

3.  3時までに、会議が始まって(しまって)いるでしょう。

 

 

前の記事はこちら↓

keikoringbasic.hatenablog.jp

 

次の記事はこちら↓

keikoringbasic.hatenablog.jp