今回は独立不定詞についてお伝えします。
まずは不定詞について確認しておきましょう。
不定詞とは:
「~詞」と呼ばれますが、単語の意味や役割によって分けられる10の品詞には含まれません。
動詞の働き方の一つで、文中で名詞、形容詞、副詞の役割をします。
このように品詞が一つに定まらないことから、不定詞と名付けられたともいわれています。
ここ大事!
不定詞は動詞の機能や性質も持っているため、次のような場合もあります。
1.目的語や補語、修飾語を後に続ける
2.文中の主語や目的語とは別に、不定詞の意味上の主語や目的語がある
3.進行形、受動態、完了形の形がある
独立不定詞
今回は独立不定詞についてお伝えします。
文中の他の部分から独立して、文全体を修飾する不定詞を独立不定詞といいます。
文頭、文中、文尾などに置かれます。
慣用表現として覚えてしまいましょう。
1. To be frank with you, I do not think you are right.
率直に言うと、あなたは正しくないと思います。
2. To make a long story short, I quit[quitted] my job.
手短にいえば、私は仕事を辞めました。
3. Strange to say, she did not tell me the truth.
奇妙なことに、彼女は私に本当のことを言いませんでした。
4. He is, so to speak, a walking dictionary.
彼はいわば生き字引です。
5. I can speak Spanish, not to mention English.
私は英語はいうまでもなくスペイン語も話せます。
その他の独立不定詞
■ to tell (you) the truth 実を言うと
■ to be honest (with you) 正直に言うと
■ to make matters worse さらに困ったことには
■ to begin[start] with まず第一に
■ to be brief 簡潔に言うと
■ needless to say 言うまでもなく
■ to say the least 控えめに言っても
など
問題
英語で言いましょう。
1. 率直に言うと、あなたは正しくないと思います。
2. 手短にいえば、私は仕事を辞めました。
3. 奇妙なことに、彼女は私に本当のことを言いませんでした。
4. 彼はいわば生き字引です。
5. 私は英語はいうまでもなくスペイン語も話せます。
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