ゼロからやり直し英文法

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ゼロからやり直し英文法 |Lesson 20 動名詞 | Unit 3 動名詞が表す時

今回は動名詞が表す時についてお伝えします。

 

まずは動名詞について確認しておきましょう。

 

動名詞〈動詞の原形 + ~ing〉とは:

■ 「~詞」と呼ばれますが、単語の意味や役割によって分けられる10の品詞には含まれません。

 

■ 動詞の働き方の一つで、動詞が名詞に変化したもので、「~すること」という意味を表します。

 

文中で、主語、補語、目的語として使われます。

 

不定詞の名詞的用法と共通点が多いですが、異なる点もあります。

詳しくはLesson 21 で説明いたします。

 

 

ここ大事!

動名詞は動詞の機能や性質も持っているため、次のような場合もあります。

 

1.目的語や補語、修飾語を後に続ける

 

2.文中の主語や目的語とは別に、動名詞の意味上の主語や目的語がある

 

3.受動態、完了形の形がある

 

 

動名詞が表す「時」

1.  〈動詞の原形+~ing〉

述語動詞より「後の時」と「同じ時」を表します。

 

1.  I am looking forward to meeting you.

 (私は)あなたにお会いできるのを楽しみにしています

 

★述語動詞の am (~です)は 現在

 

meeting (会う) は 未来

 

 

 

2.  She is proud of working with her father.

 彼女は父親と一緒に働くことを誇りに思っています

 

★述語動詞の is (~です)は 現在

 

working (働く) も 現在

 

 

 

3.  She was proud of working with her father.

 彼女は父親と一緒に働くことを誇りに思っていました

 

★述語動詞の was (~でした)は 過去

 

working (働く) も 過去

 

 

 

2.  〈having + 過去分詞〉

述語動詞よりも「前の時」を表します。

 

4.  She is proud of having worked with her father.

 彼女は父親と一緒に働いたことを誇りに思っています

 

★述語動詞の is (~です)は 現在

 

having worked (働く) は 過去

 

注意

〈having+過去分詞〉が「述語動詞より前の時」ではなく、「現在完了の継続」を表すこともあります。

 

4'.  She is proud of having worked with her father for a year.

 彼女は父親と1年間一緒に働いてきたことを誇りに思っています

 

★述語動詞の is (~です)は 現在

 

having worked (働く) は 過去~現在

 

 

 

5.  She was proud of having worked with her father.

 彼女は父親と一緒に働いたことを誇りに思っていました

 

★述語動詞の was (~でした)は 過去

 

having worked (働く) は 大過去(過去より前の時)

 

 

まとめ

1.  〈動詞の原形+~ing〉

述語動詞より「後の時」と「同じ時」を表します。

 

2.  〈having + 過去分詞〉

述語動詞よりも「前の時」を表します。

 

 

問題

英語で言いましょう。

1. (私は)あなたにお会いできるのを楽しみにしています

 

2.  彼女は父親と一緒に働くことを誇りに思っています

 

3.  彼女は父親と一緒に働くことを誇りに思っていました

 

4.  彼女は父親と一緒に働いたことを誇りに思っています

 

5.  彼女は父親と一緒に働いたことを誇りに思っていました

 

 

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