今回は〈疑問詞+ to不定詞〉についてお伝えします。
まずは不定詞について確認しておきましょう。
不定詞〈to + 動詞の原形〉とは:
「~詞」と呼ばれますが、単語の意味や役割によって分けられる10の品詞には含まれません。
動詞の働き方の一つで、文中で名詞、形容詞、副詞の役割をします。
このように品詞が一つに定まらないことから、不定詞と名付けられたともいわれています。
ここ大事!
不定詞は動詞の機能や性質も持っているため、次のような場合もあります。
1.目的語や補語、修飾語を後に続ける
2.文中の主語や目的語とは別に、不定詞の意味上の主語や目的語がある
3.進行形、受動態、完了形の形がある
今回は〈疑問詞+ to 不定詞〉についてお伝えします。
〈疑問詞+ to不定詞〉:
1.
「疑問詞の意味+~すべきか」という意味で使われます。
ほとんどの場合、〈疑問詞+主語+should+動詞の原形〉の形に言い換え可能です。
what to do 何を~すべきか
which to do どちらを~すべきか
when to do いつ~すべきか
where to do どこで〔どこへ〕~すべきか
how to do どのように~すべきか
注意
who と why は通例〈疑問詞+主語+should+動詞の原形〉の形で使われます。
2.
what、which、whose の後に名詞を続け、〈what〔which、whose〕+名詞+ to不定詞〉という形もあります。
what + 名詞+ to do どの…を~すべきか
which +名詞 + to do どちらの…を~すべきか
whose +名詞 + to do 誰の…を~すべきか
3.
主に動詞の目的語として使われますが、文の主語や補語として使われることもあります。
1. She asked me what to do next.
彼女は私に、次に何をすべきか尋ねました。
2. I did not know which bus to take.
私はどちらのバスに乗ればいいか分かりませんでした。
3. When to start is not known to us.
私たちはいつ始めるべきか知らされていません。
4. The problem is where to go.
問題はどこへ行くかです。
5. Could you tell me how to go there?
そこへどのように行けばいいか教えていただけますか。
問題
英語で言いましょう。
1. 彼女は私に、次に何をすべきか尋ねました。
2. 私はどちらのバスに乗ればいいか分かりませんでした。
3. 私たちはいつ始めるべきか知らされていません。
4. 問題はどこへ行くかです。
5. そこへどのように行けばいいか教えていただけますか。
前の記事はこちら↓keikoringbasic.hatenablog.jp
次の記事はこちら↓
こちら↓も参考にしてください。