英語には日本語の助詞に相当するものはなく、語順で文の役割を判断します。
その語順は5つの型に分けられますが、その5つの型を5文型と呼びます。
今回は第1文型についてお伝えします。
5文型についてはこちら↓を参考にしてください。
文の要素
英語の文は主語(S)、述語動詞(V)、目的語(O)、補語(C)、の4つの要素で成り立っています。
第1文型の文の要素は主語 (S) と述語動詞(V) だけですが、「副詞」や「前置詞+名詞」などの修飾語句が加わることが多いです。
副詞は Lesson 12、前置詞は Lesson 14を参考にしてください。
品詞
主語 (S) には名詞
述語動詞(V) には動詞
が使われます。
第1文型の文
1. I lived in New York when I was a child.
子どもの頃、ニューヨークに住んでいました。
主語 (S) I
述語動詞 (V) lived
修飾語句
in New York (前置詞+名詞)
when I was a child (副詞節)
副詞節については、こちら↓を参考にしてください。
2. I arrived at the station just at seven.
私は7時ちょうどに駅に着きました。
主語 (S) I
述語動詞 (V) arrived
修飾語句
at the station (前置詞+名詞)
just (副詞)
at seven (前置詞+名詞)
自動詞と他動詞
第1文型に使うのは自動詞です。
arrive (着く) は自動詞なので直後に目的語を続けることはできません。
「どこへ」という場所を伝える場合は、at などの前置詞が必要です。
同じような意味の reach (~へ着く) は他動詞なので、直後に目的語を続けます。
例)I reached the station just at seven.
自動詞と他動詞については、こちら↓を参考にしてください。
3. There are some boys in the park.
その公園に数人の男の子がいます。
主語 (S) some boys
述語動詞 (V) are
修飾語句
in the park (前置詞+名詞)
注意
〈There + be動詞+主語…〉は、「…がある〔いる〕/(い)ない」という意味です。
相手に「初めて話題にのぼるものや人」や「相手が知らないものや人」について「あるか、ないか」という存在を知らせるときに使います。
4. のように特定のものや人を主語にすることはできないので、気をつけましょう。
こちら↓も参考にしてください。
4. My cat is under the table.
私の(飼っている)ネコは、テーブルの下にいます。
主語 (S) my cat
述語動詞 (V) is
修飾語句
under the table (前置詞+名詞)
このように be動詞には「…にいる〔ある〕 」という意味もあります。
問題
英語で言いましょう。
文の要素を言いましょう。
1. 子どもの頃、ニューヨークに住んでいました。
2. 私は7時ちょうどに駅に着きました。
3. その公園に数人の男の子がいます。
4. 私の(飼っている)ネコは、テーブルの下にいます。
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こちら↓も参考にしてください。