ゼロからやり直し英文法

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ゼロからやり直し英文法 |Lesson 6 自動詞と他動詞 | Unit 1  自動詞と他動詞の区別 

動詞は、直後に目的語を伴うかどうかで「自動詞」と「他動詞」の2つに分けられます。今回はそれぞれの特徴と、なぜ区別が必要なのかについてお伝えします。

 

 

まずは「自動詞」と「他動詞」の違いを確認しましょう。

 

自動詞:直後に目的語を伴わない動詞

他動詞:直後に目的語を伴う動詞

 

 

目的語とは

動詞が表す動作、行為、気持ちなどの対象となる物や人のことです。

目的語には名詞や代名詞が用いられます。

 

例)

I like apples.

like(~が好き) という気持ちの対象が apples

 

 

 

自動詞

自動詞の直後に目的語は続きません。

自動詞の後に続くのは、以下の通りです。

 

1.直後に何も続かない。(このようなケースは少ないようです)

The temperature will rise.

rise 上がる

気温が上がるでしょう。

 

 

2.  補語が続く

補語とは:「補語」は主語や目的語の説明をします。

Tom is busy.

is  ~です

トムは忙しいです。

補語の busy は 主語の Tom の説明をしています。

 

 

 

3.  「前置詞+名詞」が続く

I will go to New York.

go  行く

私はニューヨークに行きます。

 

前置詞は名詞や代名詞の前におかれます。

前置詞の例)at / in / on / from / to / for / during / over / under / above / below / by / about /  into / out of / along / across など

 

 

4.  「副詞」が続く

We will meet  tomorrow.

meet 会う

私たちは明日会います。

 

副詞とは:副詞は場所、時、頻度、程度などを表します。

 

副詞の例)

here / there / home / abroad / today / yesterday / tomorrow / always / often / carefully / slowly / hard など

 

 

5.  「補語」「前置詞+名詞」「副詞」の組み合わせ

Tom is busy today. (補語副詞

I will go to New York tomorrow. (前置詞+名詞副詞

など

 

 

 

他動詞

他動詞の直後には目的語が続きます。

日本語にすると「~を」「~に」「~が」のような助詞まで入っていると考えることができます。

その後に続くのは以下の通りです。 

 

1.直後に何も続かない。(目的語が一つだけ)

I like apples.

like  ~が好きだ

私はリンゴが好きです。

 

 

2.  目的語が2つ

Tom made me lunch.

make  ~を作る

made  make の過去形

トムは私に昼食を作ってくれました。

 

 

3.  目的語の後に補語が続く

I found him honest.

find  (目的語)…(補語)だとわかる

補語の honest は目的語の him の説明をしています。

私は彼が正直だとわかりました。

 

 

4.   1. ~ 3. の文と「前置詞+名詞」や「副詞」の組み合わせ

Tom made me lunch yesterday.

トムは昨日昼食作ってくれました

など

 

 

なぜ自動詞と他動詞の区別が必要か

そもそもなぜ自動詞と他動詞を区別する必要があるのでしょうか。

 

1. 自動詞と他動詞で意味が違う場合があるので、2つの違いを理解する必要があります。

自動詞

I run in the park every morning.

run  走る

私は毎朝公園の中を走ります

 

他動詞

I run a restaurant.

run  ~を経営する

私はレストランを経営しています

 

 

2.自動詞と他動詞の区別ができなくても、英文を理解する際は、意味さえ分かればさほど困らないでしょう。

 

また、発信する場合も、多少の間違いなら、言いたいことは理解してもらえるかもしれません。

 

ただし、正しく理解してもらうためには、やはり自動詞と他動詞の区別は必要です。

 

 

ほぼ同じ意味の自動詞と他動詞の違いを、日本語で考えてみましょう。

 

arrive  自動詞 / 到着する

reach  他動詞 / ~に到着する

 

 

〇  I arrived at the station. (自動詞+前置詞+名詞)

私は、駅に到着しました

 

〇  I arrived. (自動詞

私は、到着しました

情報不足ではありますが、文法的には間違っていません。

 

✖  I arrived the station. (自動詞+名詞)

私は、駅到着しました

「~に」に当たる前置詞の at が抜けています。

 

 

〇  I reached the station. (他動詞目的語

私は、到着しました

 

 

✖  I reached. (他動詞

私は、到着しました

到着した」と言われると、「どこに?」と思いますよね。他動詞の直後には目的語が必要です。

 

 

✖  I reached at the station. (他動詞+前置詞+名詞)

私は、駅到着しました

にに到着した」と言われると、「にが多いよ」と思いますよね。他動詞には「~に」も入っているので、さらに「~に」を表す前置詞の at は不要です。

 

 

 

補足

自動詞としても他動詞としても使われる動詞もあります。この場合は、目的語が続いていなければ自動詞、続いていれば他動詞と考えることができます。

 

自動詞

I will leave for Paris tomorrow.(自動詞+前置詞+名詞+副詞

leave 出発する

私は明日パリへ出発します

 

 

他動詞

I will leave Tokyo for Paris tomorrow.

leave ~を発つ

私は明日パリへ向けて東京発ちます

 

 

注意

副詞名詞を間違えないようにしましょう。

副詞は目的語にはなりません。

 

 

enjoy 他動詞 / ~を楽しむ

〇  I enjoyed the party yesterday.

私は昨日パーティ―楽しみました

 

✖  I enjoyed yesterday.

私は昨日、楽しみました

「を楽しんだ」と言われると、「何を?」と思いますよね。他動詞の直後には目的語が必要です。

yesterday は名詞ではなく副詞なので目的語にはなりません。

 

 

まずは、自動詞と他動詞の大まかな違いと、なぜ区別する必要があるのかを理解しましょう。

 

どちらかに統一されていれば迷う必要はないのですが、そういうものなので覚えるしかないようです。

 

その動詞が自動詞なのか他動詞なのかにも注意して、単語の意味を覚えるようにしましょう。

 

その際は、arrive at the station、reach the station のように、固まりで覚えておくと便利です。

 

 

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