Lesson 30 では特殊な文について説明します。
Unit 2 では「挿入」についてお伝えします。
★文の途中に付加的な情報を加えるために、コンマ( , ) やダッシュ( ― ) などで語・句・節などをはさむことを挿入といいます。
★挿入された情報は付加的な情報なので、それがなくても文として成立します。
(1)語の挿入
★挿入されるのは副詞が多いです。
★文中に挿入されるだけでなく、文頭で使われることもあります。
1. He, however, did not accept the offer.
However, he did not accept the offer.
ところが彼はその申し出を受け入れませんでした。
★挿入されるその他の語:
therefore それゆえ
fortunately 幸いにも
moreover そのうえ
など
(2)句の挿入
★句とは S+V を含まない語のまとまりです。
2. This, in fact, is a rare chance.
In fact, ths is a rare chance.
実のところ、このようなチャンスは滅多にありません。
(直訳: 実のところ、これは珍しいチャンスです。)
★挿入されるその他の句:
for example たとえば
by the way ところで
in a sense ある意味では
in general 一般的に
in particular 特に
to be sure 確かに
so to speak いわば
など
(3)節の挿入
★節とは S+V を含む語のまとまりです。
3. He is, as far as I know, one of the best singers in this country.
As far as I know, he is one of the best singers in this country.
彼は私が知る限りこの国で最高の歌手の一人です。
4. He was, I suppose, very tired at that time.
I suppose (that) he was very tired at that time.
あの時彼はとても疲れていたと思います。
★挿入されるその他の節:
as it were いわば
as is often the case よくあることだが
that is (to say) つまり
I think 私は思う
I believe 私は信じる
I hope 私は願う
it seems どうやら
you know ご存知のように
など
問題
英語で言いましょう。
1. ところが彼はその申し出を受け入れませんでした。
2. 実のところ、このようなチャンスは滅多にありません。
3. 彼は私が知る限りこの国で最高の歌手の一人です。
4. あの時彼はとても疲れていたと思います。
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