Lesson 30 では特殊な文について説明します。
Unit 3 では「省略」についてお伝えします。
(1)共通語句の省略
★同じ語句が繰り返されていて文脈から推測可能な場合、共通の語句が省略されることがあります。
1. 補語の省略
1. My mother is very active, but my father is not ( active ).
母はとても行動的ですが、父はそうではありません。
★繰り返しを防ぐため、最後の active という形容詞が省略されています。
2. 動詞の省略
2. Please visit my hometown if you can (vist my hometown).
もし可能なら、私の故郷を訪れてください。
★繰り返しを防ぐため、助動詞の後の動詞句が省略されています。
3. 主語の省略
3. My son went there and (he) met his cousin.
私の息子はそこへ行き、従妹に会いました。
★and、but、or などの等位接続詞で2つ以上の節を結ぶ際、主語や動詞がそれぞれ前の節と同じなら、後ろの節では省略することができます。
等位接続詞については、こちら↓を参考にしてください。
ここ大事!
3'. My son went there when he was in France.
私の息子は、フランスにいるときにそこへ行きました。
★when、if、because などの従位接続詞で2つ以上の節を結ぶ際、主語や動詞がそれぞれ前の節と同じでも、後ろの節で省略することはできません。
4. to 不定詞の後ろの動詞の省略
4. Please come with us if you'd love to (come with us).
お望みでしたら、どうか私達と一緒に来てください。
★繰り返しを防ぐため、不定詞の後の動詞句が省略されています。
不定詞については、こちら↓を参考にしてください。
(2)その他の省略
1. 〈主語+be 動詞〉の省略
5. I fell asleep while ( I was ) listening to the radio.
私はラジオを聴いているうちに眠ってしまいました。
★when、while、though、if などが導く副詞節において、副詞節の主語が主節の主語と同じとき、副詞節中の〈主語+be 動詞〉を省略することができます。
こちら↓も参考にしてください。
6. How beautiful (she is) !
(彼女は)なんて美しいのでしょう!
★感嘆文では〈主語+be 動詞〉が省略されることがあります。
感嘆文については、こちら↓を参考にしてください。
2. その他
次の場合も省略されることがあります。
1.比較
2.関係代名詞の目的格
3.関係副詞の先行詞や関係副詞
4.接続詞 that
など
問題
英語で言いましょう。
1. 母はとても行動的ですが、父はそうではありません。
2. もし可能なら、私の故郷を訪れてください。
3. 私の息子はそこへ行き、従妹に会いました。
4. お望みでしたら、どうか私達と一緒に来てください。
5. 私はラジオを聴いているうちに眠ってしまいました。
6. (彼女は)なんて美しいのでしょう!
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こちら↓も参考にしてください。