今回は未来を表す能動態と受動態についてお伝えします。
まずは能動態と受動態の違いについて確認しましょう。
能動態:
「~する」という意味を表す動詞の形
動作をする人物が主語
受動態:
「~される」という意味を表す動詞の形
動作をされる人物が主語
能動態の目的語(O)が受動態の主語(S)になる
主に〈be動詞+過去分詞〉の形で表される
主語と時制によってbe動詞を変化させる
今回のように未来を表す場合は主に次の2通り
1.〈will be+過去分詞〉
2.〈be動詞 going to be+過去分詞〉
2つの使い分けについては、こちら↓を参考にしてください。
能動態の文
1. We will not visit the city tomorrow.
明日私たちはその街を訪れないでしょう。
受動態の文
2. The city will not be visited (by us) tomorrow.
直訳: 明日(私たちによって)その街は訪れられないでしょう。
敢えて言う必要がないときや、「訪問されない」という事実を伝えたいときは、受動態では動作主 は省略される。
能動態の目的語の the city が受動態の主語になり、〈will not be+過去分詞〉が続く。
能動態の文
3. They are going to change this rule next year.
来年彼らはこの規則を変更する予定です。
受動態の文
4. This rule is going to be changed (by them) next year.
直訳: 来年(彼らによって)この規則は変更される予定です。
敢えて言う必要がないときや、「変更される」という事実を伝えたいときは、受動態では動作主 は省略される。
能動態の目的語の this rule が受動態の主語になり、〈is going to be+過去分詞〉が続く。
能動態の文
5. When are they going to start the project ?
いつ彼らはそのプロジェクトを始める予定ですか。
受動態の文
6. When is the project going to be started (by them)?
直訳: いつ(彼らによって)そのプロジェクトは始められる予定ですか。
敢えて言う必要がないときや、「始められる」という事実を伝えたいときは、受動態では動作主 は省略される。
能動態の目的語の the project が受動態の主語になる。
be動詞の is が主語の前に来る。
主語の後に〈going to be+過去分詞〉が続く。
問題
英語で言いましょう。
1. 明日私たちはその街を訪れないでしょう。
2. 直訳: 明日(私たちによって)その街は訪れられないでしょう。
3. 来年彼らはこの規則を変更する予定です。
4. 直訳: 来年(彼らによって)この規則は変更される予定です。
5. いつ彼らはそのプロジェクトを始める予定ですか。
6. 直訳: いつ(彼らによって)そのプロジェクトは始められる予定ですか。
現在、過去、未来のどの時制でも、受動態で表せるように形を覚えておきましょう。
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こちら↓も参考にしてください。