単語の意味や役割によって10のグループに分けられますが、文法上そのグループを品詞と呼びます。
今回は10の品詞の一つの形容詞についてお伝えします。形容詞は、人や物の性格、性質、様子、状態などを表します。
形容詞には限定用法と叙述用法の2つの使い方があります。
今回は限定用法について説明します。
限定用法:名詞の前後から名詞を修飾する
1.名詞の前から修飾する場合
形容詞一語のときは、名詞の前におかれます。
1. Mary is a tall girl.
メアリーは背が高い女の子です。
2. Tom has a pink jacket.
トムはピンクのジャケットを持っています。
3. Mary has green eyes.
メアリーは緑色の目をしています。
2.名詞の後ろから修飾する場合
2語以上のときは名詞の後ろに置かれます
4. There is a shelf full of books in his room.
彼の部屋には、本でいっぱいの棚があります。
-thing、-one、-bodyで終わる代名詞の後ろに形容詞が置かれます
5. Please give me something hot.
どうぞ私に何か暖かい物をください。
6. I have someone reliable.
私には信頼できる人がいます。
7. There was nothing special today.
今日は特別なことはありませんでした。
3.形容詞の順番
いくつかの形容詞を同時に使うことができます。
その際、おおよその順番があります。
冠詞(a / an / the) → 数詞 (one / tenなど) → 意見 (goodなど) → 大小 (small など) → 形状 (squareなど) → 新旧 (new など) → 色 (white など ) → 国籍 (Japanese など) → 材料 (wooden など)
8. I have three nice new red Italian leather bags.
私は3つの素敵な新しい赤いイタリア製の皮のカバンを持っています。
(実際にはこんなに多くの形容詞を同時に使うことはないと思います。)
問題
英語で言ってみましょう。
1. メアリーは背が高い女の子です。
2. トムはピンクのジャケットを持っています。
3. メアリーは緑色の目をしています。
4. 彼の部屋には、本でいっぱいの棚があります。
5. どうぞ私に何か暖かい物をください。
6. 私には信頼できる人がいます。
7. 今日は特別なことはありませんでした。
形容詞はいつも名詞の前から修飾するわけではありません。
どんなときに後ろから修飾するのか確認しておきましょう。
品詞については、こちら↓も参考にしてください。
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