単語の意味や役割によって10のグループに分けられますが、文法上そのグループを品詞と呼びます。
今回は10の品詞の一つの副詞についてお伝えします。
副詞は、動詞、形容詞、他の副詞、文全体など色々な語句を修飾します。
副詞は通常単独で用いられ、通常前後に前置詞や形容詞などを伴うことはありません。
修飾語なので、副詞がなくても文が成り立つのも特徴のひとつです。
原則的に副詞は文尾に置かれますが、強調するときや対比するときには文頭に置かれることもあります。
副詞はさまざまな内容を表しますが、今回は場所を表す副詞についてお伝えします。
1. Please come here.
ここに来てください。
here は副詞なので、to here のように前置詞を伴うことはありません。
それに対し、名詞を伴う場合は to my office のように前置詞が必要です。
here は「ここに」のように「に」まで含まれていると考えるとわかりやすいでしょう。
to here とすると「ここにに」のように「に」が重複してしまいます。
それに対し、名詞の my office は「私の事務所」という意味なので、「~に」を表す前置詞の to が必要です。
2. Tom ran upstairs.
トムは走って2階へ上がりました。
upstairs は副詞です。
3. I met Tom there this morning.
私は今朝そこでトムに会いました。
there は副詞です。
4. I came home ten minutes ago.
私は10分前に帰宅しました(自宅に来ました)。
home は副詞です。
5. I went downtown for shopping.
私は買い物をするために繁華街へ出かけました。
downtown は副詞です。
問題
英語で言いましょう。
1. ここに来てください。
2.トムは走って2階へ上がりました。
3. 私は今朝そこでトムに会いました。
4. 私は10分前に帰宅しました(自宅に来ました)。
5. 私は買い物をするために繁華街へ出かけました。
品詞については、こちら↓も参考にしてください。
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